【番外編】幼なじみの恋心
その日の帰り道。

由香里に対する思いが膨らんでいた。

どうしても気持ちの整理がつかない。

由香里と話がしたくて、学校の校門まで呼び出した。

1度家に帰っていた由香里を待つ。

しばらくして由香里が来た。



「…純、どうしたの?話って何?」



少しでも由香里と長く話したかった。

ここでは寒いからと、駅前のカフェに由香里を誘った。

でも…由香里はカフェに移動することを嫌がっているようだった。

仕方なく校門で話すことにした。

由香里に急かされた。

中学2年の夏と立場が逆になった。
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