芸能人に恋をしたⅢ
前と変わってない、マンションの最上階の流星さんの家。


今は、夕方で日ももう沈んできて、西からは夜空が見えてきている。



「俺の部屋、夜景キレイだよ。」


流星さんが、エレベーターに乗った時にそう言った。



「そうなんですかぁ~。早く見たいです。」


あたしの、テンションが少し上がる。


最上階だからやっぱり、宝石みたいに下の景色はキラキラしてるんだろうな。


そんな事を、考えていたらエレベーターはいつの間にか、最上階に着いていた。


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