弁護士シリーズ作品短編集『格好いい奴等』
〈この案件は僕がもう一度、調べ直してみます。〉
小野は俺にそう言った。
『あぁ。頼んだよ。どうもな…』
俺は髪の毛を掻いた
〔コーヒーを淹れて来ました。宜しければどうぞ…〕
白鷺はそう言って俺達の前にコーヒーのカップを置いた。
〔後藤先生?小野先生?この依頼なんですが…〕
白鷺がそう言うと…
『この依頼がどうかしたのか?』
俺がそう言うと…
〔いえ…。別にいいです。〕
白鷺が言った。
白鷺も何か?を感じてるみたいだった。
はっきりした詳細は解らないにしても何か?を感じ取ってるみたいだった…
白鷺と言う奴もなにか?を感じ取ってるみたいな感じでおかしいと思ってるみたいだった。
どうもきな臭いと言うか…
何と言うか…
何かがおかしい…
そう思ってるんだろうな…
俺はそう思った。
〔後藤弁護士…〕
白鷺が俺を呼んだ。
『何だよ?』
そう返事をする俺に
〔少し話があるんですがいいですか?〕
白鷺が聞いてきた。
『あぁ。いいけど?なに?』
俺が言うと…
〔ここでは…ちょっと…〕
そう言った白鷺に…