World of Game
──いくら悩んだところで答えは変わりはしない。
そう、答えは胸の中でとっくに決まっていたんだ。
みんなに打ち明ける前、いいや、この封筒が何なのかを理解したその瞬間から。
あの世界――ミスキアへと向かうことを。
何が待ち受けているかわからない。
生きて帰って来られるかすらもわからない。
でもあの機械を作ったのは、ことの元凶は…私だから
私が行かなきゃいけない。
そして彼らが何をしようとしているのかを見極めて止めなきゃいけない。
――私がやらなきゃいけないんだ!
小夜は顔を上げた。
顔をパンパンと叩き、気合いを入れて机に向かう。
ドアの向こうで槙は小夜が動き出した音を聞いていた。