セカンドギャラリー.




毎日毎日…
女子の奇声(いや、もはやうめき声)に耐える自分は偉いと考えている。あんな外見だけの集団にたかって楽しいのか?あたしにとって理解しがたいし、したいとは一ミリも思わないわけで…

当たり障りのないように、なるべく目立たないように…そんな風に生きてきた、正確に言うと此れからもそうしていくつもりだった。



あんな外見だけの集団っていうのはさ、あいつら。

生徒会。


正直、どうみても仕事してるようにはみえないけど。





「おい、そこのお前」


あたしにいかにも偉そうに…話しかけて来たのはアイドル生徒会のドン、結城 遥だった。


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