♯゜+姫+゜♯




―知稀―




撮影が終わって携帯を見ると龍牙と圭斗くんからの着信があった。




俺は龍牙に電話した。







『もしもし、知稀か??』



「そうだけど、どうしたの!?」




『実は、百合が帰ってくるなりすぐに部屋に引きこもってて。心あたりあるか!?』




「引きこもり!?」




『部屋の鍵閉まってるから開けれないんだよなぁ〜。』




「俺今すぐ行くから。」





俺はタクシーに乗って織本家に向かった。






.
< 83 / 128 >

この作品をシェア

pagetop