【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしは何気なく部屋の中を見回した。


部屋の中には、あまり物がなかった。


一目で貧乏だということが見て取れる・・・。


窓ガラスは、ガムテープで割れ目を補強していた。


この割れ目は、借金取りに窓ガラスをもう少しで割られそうになったときにできたものだと、あたしはあとから知った。





ヒカルの両親は、かつて工場を持っていた。


しかし不況で経営がうまく行かず、何とか立て直そうと借金をしたものの・・・、

思い通りには行かず、ついには闇金融にまで手を出して、借金がますます膨らんで行ったのだ。



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