【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「そっか・・・」


ヒカルは小さくうなずいた。


「うん・・・」


あたしも小さくうなずいた。


「色々あったんだな・・・」


「うん・・・」



あたしたちはもうこれ以上、この話はしなかった。



家族のために、体を売っているヒカル。


母親から見放されて、体を売ったあたし。


あたしたちには共通点がある。でも大きな違いもある。


それは、ヒカルが自分のためではなく、家族のために体を売っているということ・・・。


それだけ家族という存在が、ヒカルにとって大きなものだということ・・・。


あたしには想像できないくらいに・・・。

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