職場内恋愛
『あ、そう言えば俺彼女できた』
突然の発表。
あまりに突然で動揺を隠しきれない俺。
『今度、紹介してやるよ。』
涼はそう言い残し、秘密の場所を出て行った。
涼に…彼女?
いつぶりだろう。
アイツに彼女という彼女ができたのは。
だって今まではたいてい…一夜限りの関係ばかりだったはずなのに。
ってか…そんなの酷くないか?
山崎先生の想いは…どうなるんだ。
山崎先生は涼に好意をよせている。
んなことは、見てれば分かる話なんだが。
もし、この話を知ったら山崎先生は…失恋だ。
俺と同じ、失恋。
そんなことを考えていると秘密の場所の扉が開いた。
そこから顔を出したのは…
『…………山崎先生』