◆ツンデレ姫◆はお好き?
手伝ってもらってる分際で…。
「美術室にあるから~。」
『はいはい。』
しょうがないから自分で取りに行くことにした。
「…で……………なんだ~!」
「えぇ~!…そっか~…。」
ん?
1年生の教室の前を通ると、女子と男子の話し声が聞こえた。
気になって、こっそり隙間から覗いて見た。
『あ、雫君…?』
教室の中には、雫君と女の子がいた。
何か話してるみたい。
話の内容が聞こえるように、扉に耳を近づけた。