すき、好き、もっとスキ。



「ちょ、璃久!?」



なに、この素早さ。


って。


口を塞いでいた掌が退き、
見上げた璃久は本物の璃久で。


当たり前なんだけど。


制服を少し着崩している辺りが、璃久っぽくて。

下から見上げる顎のラインが、やっぱり今日も綺麗で。



やばい、これだけで倒れそう(笑)


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