7日目の恋
俺が他の学校の奴らに絡まれてる時、1人のおじさんが助けてくれた。
それが、桜井医院の桜井先生だった。
俺はその時、結構傷だらけだったから、桜井先生の病院で手当てをしてもらった。
それがきっかけで、最近はよく先生の病院に遊びに行く。
「ホント、陽は毎日行くよねぇ…」
恵美子が呆れたように言う。
「おぅ…だってさ、桜井先生とスゲー話が合うんだよ!それに…なんか…俺の事、子供みたいに可愛がってくれるからさ…俺も親みたいに思えるんだよ…」
「そう…それより、本当のご両親には会ってるの?」
又、その話かよ…
「会うわけないだろ?俺を捨てた奴なんかにさ…この話すんなよ…」
俺には本当の両親なんていない。
ずっと、施設で育てられてきた。
ずっと会ってない。
俺の親。
だから、桜井先生の優しさが凄い、嬉しかったりする。