7日目の恋
「桜井、あそこで何してた?」
「ただ…座ってただけ…。」
先生の目…見れない。
「じゃー、何でそんなに目が腫れてんの??」
その瞬間、桐谷先生の大きな手が私の顔を包み込んだ。
「今日、初めて話した人に言いたくない…。」
私は精一杯強がってみせた。
本当は誰かに聞いてほしい。
誰かに慰めてほしい。
誰かに『大丈夫だよ』って言ってほしい。
でも…
桐谷先生に言うのはさすがに…
図々しいと思った。