無色多彩
−…昔、あたしはよくこんな事をしょっちゅう思っていた
一つ目は、
”今日が来なかったら明日も無のだろうか“とか。
二つ目は、
”自分の色ってどんな感じなのだろう“とか。
二つ目の不思議にはよく悩まされた。
何故かって??
それは、あたしはよく人色に染まっていたから。
その方が楽だった
だって…、
自分自身に色を着けてしまうと相手の色が自分と混ざった時、一致しないでグロテスクな色になるのが嫌だったから。
でも、思いがけない事も沢山あった。
自分が望んだ色から、
思いもしなかった色にまで染まっていく自分に驚いた。
けどね、あたしは心までは染まらなかった
何故だろうね。
それは今のあたしにでさえ解らない。
けど、一つだけ確かな事がある。それは、
“自分を見失うのが怖かった”ということ。
所謂、「心を閉ざしていた」ってこと
だけどね、君に出会ってからはそんなに自分が病んでいたなんて忘れられた。
よく言えば、君があたしを救ってくれたんだよね
今だから言える事があるよ。
“ありがとう”
一つ目は、
”今日が来なかったら明日も無のだろうか“とか。
二つ目は、
”自分の色ってどんな感じなのだろう“とか。
二つ目の不思議にはよく悩まされた。
何故かって??
それは、あたしはよく人色に染まっていたから。
その方が楽だった
だって…、
自分自身に色を着けてしまうと相手の色が自分と混ざった時、一致しないでグロテスクな色になるのが嫌だったから。
でも、思いがけない事も沢山あった。
自分が望んだ色から、
思いもしなかった色にまで染まっていく自分に驚いた。
けどね、あたしは心までは染まらなかった
何故だろうね。
それは今のあたしにでさえ解らない。
けど、一つだけ確かな事がある。それは、
“自分を見失うのが怖かった”ということ。
所謂、「心を閉ざしていた」ってこと
だけどね、君に出会ってからはそんなに自分が病んでいたなんて忘れられた。
よく言えば、君があたしを救ってくれたんだよね
今だから言える事があるよ。
“ありがとう”