身長差15センチの関係 3

腕がひっこむと、鈴璃に抱えられたまま、左右の壁を指す。

「ほら、ここのところ切れ目があるでしょう。何か出てきそうだと思ってた」

弟の言うとおり、

鈴璃が通路の壁をみると、腕がでてきたところは、暗幕の端と端が合わせられて出来ていた。

気がつけば、何か出てきそうな感じ。

逆に言うと、鈴璃のように前の障子戸に気をとられると、気がつかずに脅かされる仕組みだ。

さっきの上からくる人形に続けて、二度もはまってしまった。


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