身長差15センチの関係 3
「こわいねー」
「そうね」
楽しんでいる弟と、
怖がりながら、弟を楽しんでいる姉。
最後、死神の鎌の下をくぐりぬけると出口だった。
「ご来場、ありがとうございました」
化け猫耳と尻尾の生徒に見送られて廊下へ。
明るい場所意戻った弟は、両手を上にあげて背伸び。
「あー、面白かった」
素直で最高評価の感想を口にする。
「お姉ちゃんは、どうだった?」
「そうね。よくできてた」
そっと、弟の背から手を離す鈴璃。
つまんでいた指先をちょっと見て、言う。
「お母さん達のところに戻ろう」
「うん」