身長差15センチの関係 3

なにが凄いのか。
鈴璃も興味を抱く。

弟の手まねきに応じて並ぶと、

屋台を模したの店の前面は、
大型の一枚鉄板で出来ていて、

鉄板下では赤々と燃える炭火が、
鉄板上では焼きそばと、うどんが、

何人分も同時にソースの香りと削り節を躍らせて、弟を迎えていた。

企画書では、部員の誰かが持参する多人数用のキャンプ用品を使うとされていたが、

なるほど、これは文化祭の模擬店にしては、かなり豪快だ。

逆に考えると、これを用意できるからバーレー部は、屋外での焼きそば屋にこだわったのかもしれない。

「ねー」

弟はひと発音で、鈴璃に凄いでしょうの同意を求めた。

鈴璃はもちろん、すぐに同意した。

「そうね、すごいね」

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