身長差15センチの関係 3
鈴璃の勘が告げる。
このまま校内を歩くと、
ますます大変なことになる。
鈴璃は、頭の中で文化祭マップを広げ、
腰を下ろしてお土産を食べられるところを探した。
答えは、すぐに出る。
グランド近くのロータリー。
ベンチがあり、植木で木陰ができているところ。
今日は車が入れないので、安全で空気も綺麗。
「あっちでゆっくり食べられるから、移動しよう」
鈴璃は、家族を誘導。
さらに、少し考えて助っ人を呼ことにする。
携帯電話を取り出し、友人の中で一番上に登録されている番号を押す。
「はい、どうしたの鈴璃?」
すぐに出る相手。
「香織、ちょっと助けて欲しいのだけど」
「すぐ行くっ」
詳しい用件を言う前に答えが返ってきた。