【完】††Rising††
他のクラスは、やっぱり俺達に比べて完成度が低い。
まぁ、こっちには本物のミュージシャンがいるからな。
俺達は当たり前のように予選を勝ち抜き、次は学年代表と戦う。
時刻は、午後2時になっていた。
じゃんけんで俺達の順番は最後になる。
まずは三年生の代表からだ。
三年生は、どうやらブラス部をかき集めたクラスが上がってきたらしく
ドラムと金管、木管の楽器とボーカルで人数は十数名。
やっぱり、なかなか上手い。