SLEEPING
「バイトと一緒にしないで!アタシはちゃんと就職して社員なの!ユウとは疲れ方が違うの!」



…言った後で後悔した。
ユウの顔が泣き顔に変わる




「アイラは俺としたくないんだ…好きな奴でも出来たのか?」




…ほら、始まった。



いつもそう。拒否したり少し言い返したりしたらすぐ落ち込んで…




「そんな人いないから。ユウだけが好きだから」



これもいつものパターン。どれだけユウが我が儘で、だらし無くても好きだから許してしまう




「嘘じゃ…――」



信用しないユウにアタシは無理矢理口付けし、腕を首に回した
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