俺様王子の秘めゴト
「…………殴られたい?」











黙ってる私に顔の横で拳を作る茜。








首をぶんぶんふる。









「私が短気なの、知ってるよね?」









………怖っ。










茜は笑う。









それが更に恐怖を増した。








私は覚悟を決め、ゆっくり頷くと、ため息をはいた。







「昨日の放課後………」


















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