DOLL・・・ ~秘密倶楽部~

「ぁぁ、そだ!!

 今日はパスタ
 作ろうと思ってて...」


材料の入ったレジ袋を
高々と掲げて見せる柊音


「森ちゃん、パスタは?」


「好き♪」


「そ♪

 じゃぁ~
 アシスト宜しく♪」


キッチンへ行き手を洗うと
柊音は慣れた手つきで
料理を始める


 スゴイ...//


まるで
プロの料理人のように
手際よくパスタを作る柊音

乙羽のアシストなど
まるで必要ない


「ハイ、完成~♪」


乙羽が感心してる間に
パスタは出来上がり
レストランのような洒落た
盛り付けでテーブルに
セットされる


「すご~い♪」


無邪気に喜ぶ乙羽


「前にドラマで3ヶ月間
 みっちりプロの人から
 教わったからね~」


「へぇ~

 でも、たった3ヶ月で
 ここまで上手く作れなんて
 料理の才能があるんだね」


「ぁぁ、それ
 確かに言われた~
 いい筋してんだってさ俺

 ま、褒めるのは
 食べてみてからにしてよ
 味が不味かったら
 どうにもなんないし」


「ぅん。
 いただきまぁ~す

 美味しい~~~♪
 お店のパスタみたい」


乙羽に言われ
まんざらでもない柊音は
少し照れくさそうにしながらも
得意気な顔を見せる


「んじゃ、俺も...

 ぅん、い~感じ♪」


柊音が時々見せる
少年のような笑顔に
あたしの心臓は
いちいち素直に
反応を示す
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