DOLL・・・ ~秘密倶楽部~

「ぁ、そだ!何か食べる?
 
 まずは何か
 食べなきゃっしょ?
 俺、適当に買って来たから
 何か食べなよ」


「...ぅん」


 また吐いたら...

 という恐怖心からか
 あまり食欲はない...


柊音は買ってきた
スーパーの袋の中を覗き込み


「ぁ、コレ、温めようか?

 胃の調子が悪い時は
 コレが一番イイよね」


そう言って、袋の中から
牛乳を取り出す


「...ゴ、ゴメンナサイ//

 ぁたし..牛乳苦手で...」


乙羽の言葉に
目を丸くして驚く柊音


「マジ?
 
 調子悪い時なんか
 手っ取り早く栄養が摂れて
 体にいいんだよ

 特に胃とかには...」


「あたし別に...
 胃が悪いワケじゃ...?」


「だって、食べた後
 気持ち悪くなるなら
 胃じゃねぇの?

 ストレスって、胃にくるって
 言うじゃん」


「で、でも...

 それ飲んだら
 ぁたし...

 死んじゃうかも...//」


「マジかよ!!
 ウマイんだって!!」


「ヤダー」


頑なに牛乳を拒否する乙羽


「ぁ! 
 苦手な人は
 温めた牛乳から
 始めるといいんだって」


「ヤダ、ヤメテー (><;)」


子供みたいに足を
バタつかせる乙羽に思わず
吹き出す柊音


「クスッ!
 何だ、元気じゃん!」


柊音の優しい笑顔に
胸の奥が締め付けられる乙羽


 相沢柊音の優しさで...
 傷が癒えていく...
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