DOLL・・・ ~秘密倶楽部~
ガチャ...
「ただいま...」
メモに書いていた通り
柊音は、お昼を過ぎた頃
帰ってきた
「ぉ..
お帰り..なさい...//」
ドサッ...
リビングに入るなり
ソファーに倒れ込む柊音
「だ..大丈..夫?」
心配して覗き込むと
「んん~...
何かダリぃ...」
「ぇ...」
見ると確かに
顔も紅潮しているように見える
あたしがそっと
柊音の首元に触れると
「なぁ... 何で首?
普通、デコじゃね?」
そう言われてあたしは
そのまま額の方へ手を当てる
やっぱり 熱い...
すると
「違う...
こうすんだよ」
突然、柊音が
あたしの腕をグイと引き寄せ
あたしの額と自分の額を合わせる
「//」
驚いたあたしの方が
どんどん赤くなっていく
「ぁれ? 森ちゃんも
顔、赤いよ...
熱でも、ぁんじゃねぇの?」
「もぉ//
熱があるのは柊音でしょ//」
柊音の熱い吐息がかかる程の近い距離に
あたしは思わず思いっきり
柊音を付き離す
「ぁ~ぁ
やっぱ、俺だよなぁ...
熱ぁんの...」
柊音は恨めしそうに
自分で自分の額を触っている
「体温計 ある?」
「ぅ~ん...
たぶん...」
柊音が指さす場所を探すと
体温計はすぐに見つかった
それを柊音に渡すと柊音は
「使えるかな」
不審そうに体温計の
電源を入れる
ピッ!
「ぉ!
よかった 生きてた♪」
そう言い
体温計を脇に挟む柊音