ツンツンデレ彼女



「言いすぎじゃん、三浦。それに先生超かっこいいしぃ〜」



何さりげなく俺の腕に手まわしてんだ、こいつ。



「はっ。程度の低いメスブタにゃその程度がかっこよく見えるんだな。お似合いだな、お前ら。まぁ、豚同士せいぜい仲良くしてくれや」


そう吐き捨て、立ち去る三浦の言葉に唖然とする俺と西田。



そりゃそうやろ。



最初より段々口調荒なっていってるし、認めたくないけど見た目爽やかでジャニーズ系の顔してんのに何ちゅー言葉遣いやねん。



てかあいつといい森田といい………何故俺を虐める?!



どちらかいうたら俺Sなんやけど。Mちゃうねんけど。



……俺、この学校で本間やっていけんかな。



そんな苛立ち混じり、不安な気持ちの俺には授業を知らせるチャイムがやけにうるさく感じた。




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