黒板とノートと三角定規
のろのろと制服を着て、ラブホを後にして…


繁華街をふらついていた。



めんどくさい事に、オヤジ達が直ぐさま声をかけてきた。


こんな夜遅く、制服でうろついている、あたしもどうかと思うけどね。


家に帰っても、家族はみんなあたしを無視をする。

だから…


あんな家になんて





帰りたくなくて…



こんなふうに、時間を潰す事も多かったんだ。



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