1番の笑顔を
「朔斗があんたを娘として慕っていたから
私もあんたを娘だと慕った。
それは悪魔で朔斗が居たからよ。
朔斗は子供産めない私のためにあんたを
拾った。

それが、こんな結果よ…。

私のためですって??
朔斗が死ぬなんて論外よ…。

拾わなければ、こんな結果にはならなかった。

あんたなんかいらないわよ。」

私はいらない子??

そうだ…。
私は何となく気づいてたかもしれない。

この人は私を、
一度たりとも抱きしめてくれた
事がない。

好きとすら、言ってもらえなかった…。
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