犬神さまのお嫁さま
 「わ、…私??」

 「そうだよお前だよ!」



 恐る恐る確認する私に転校生の、…えーっとイヌガミ君?だったかが声を荒げて肯定する。

 な、なんなのさ、私何かマズイ事でもした??


 突拍子も無く指名された緊張で喉が渇く。

 私は欲求に任せてビックルを啜った。その間もイヌガミ君の視線は私に向けられたまま。

 ほ、ほんとになんなのさ?!



 「とりあえずお前、俺の子を孕め!」


 
 ビシィッ!と指差しイヌガミ君はそう高らかに命令した。
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