【短】超軽男
「ちょっと買い物を〜とかは口実で…実は未来に会いにきたんだったり?」


「まーた家中さんってば。口がほんとに上手いんだから〜」


「……まじなんだけど?」


真剣な瞳に見つめられて……

家中さんが戻ってきてからずっとドキドキしてるあたしの胸は、また速度をあげた。


冗談だってわかってるのに、上手い言葉が思い付かない。




「き、着替えてきます」


真っ赤な顔を手で隠しながら、逃げるように更衣室へ。


特に追ってくるわけでもない家中さん。


やっぱりただのいつもの冗談なんだって思った。


そしてしばらく動くことができなかった。




< 32 / 65 >

この作品をシェア

pagetop