ナルシストの隣
「あの日、会場で舞ちゃんを見付けて自分の目を疑った。他人の空似かなと思ったけど、見れば見るほど似てて、本当に本人かどうか確かめたくなって、急に握手会を開く事にしたんだ。間近で見た舞ちゃんは、やっぱり、間違いなく本物の舞ちゃんだった」

「…本物?」

話を聞くと、私がモデルをしていた頃ファンだったらしい。

私が表舞台に出なくなり寂しくて悲しかったと…。



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