長くて短かった月日
看護師さんと、どうしたらお付き合いできるんですか」
「城君、お気に入りが出来たかでもな、ナースは確かに良い子が多く見えるよ。でも良く考えてみな、優しく面倒見の良いのがナースだよしかも俺達閉鎖された場所にいるのが、患者だよ対象物が限定されているんだ。外では中の下位でも上に見えるんだよだからそれを、割り引いて考えないとしくじるよ。それで誰が気に入ったのかな」
「そうですよね、確かに優しく親切にしてくれても、それは俺だけじゃ無いんですよね。中々勉強になるな」
「感心しなくて良いよ。それで誰なんだよ」
「ヤッバ、言わなきゃいけないですか」
「いや、言わないとその娘に合ったアプローチの仕方が有るから」
「そうですか、」
「別に、無理に聞きだそうなんて考えてないし、今教えてくれても直ぐに答えを出す訳じゃ無い、答えられない。俺なりのリサーチをして見るからそれでも良ければ」
「解りました。少し考えてみます」
「そうか、良く考えろよ」
「解りました考えます」
「ところで、お前のメアド教えろよ」
と、言うと教えてくれた。
暫く、コーヒーを飲みながら城君は、
「山田さん、どうしてあの女性を選んだんですか」
「俺、話しをしていて判ったんだこの人は、俺の思った通りの人なんだと感じることがで来たから」
「そうなんですか、でも綺麗な人ですよね」
「ハッキリ言って顔は、あんまり見てないんだ。身体の触り心地が俺の好みだったから、それから話しをらこれがまた、馬が合うと言うか全てが良いじゃないと思えたからそれに、全て見られちまったし隠すことも無いだろうと、思ってね」
「そうなんですか。本当は違うんじゃないですか本当はただの、露出狂とか」
「ばか、俺は至ってノーマルなんだぞ。でも少し考え方が変わったかも、それは、変わるって浣腸は入れられるし素っ裸は見られるしオチンチに、管入れられるしこれで世界観が代わらなかったら変でしょう」などと話しながらコーヒーを飲み終え店を後にした。
エレベーターに乗り込み、一階の中庭に在る喫煙所に行き、煙草に火を付けた。
院内禁煙になっているからだ。
「そうか、まだ城君オペしてないのか、あれは情けないぞ、全てヒン剥かれるんだぞ。
何事も、経験、ひと春の経験なんてね。」と、言うと
「俺そんなの経験しなくて良いや」と、焦ったように言う
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