それでもわたしは生きている
午前2時前

「お疲れさん!アンタ帰ったら何時?起きれる?」

「大丈夫大丈夫!良かった、元気になった?」

「え?私?私は元気やで?」

「嘘を付くな!ほな!また電話するわ!お休み!」

―………―

心がジワ~ッと、なんか暖かくなった。

―なんやろ…?―



ケンジは、ずぅっと何も言わないまま、半年が過ぎた。

私はケンジとの関係をあまり深く考えた事はなかった。

私にとって、邪魔にならず、居心地のいい相手。

ただそれだけだった。

なんで何も言わないし、何もしてこないのかも考えなかった。



その日、私は結構酔っていた。

それもそのはず、明日から3連休で、ソウタは珍しく私の父母の所へお泊まりに行っている。

義父にとっては初めての赤ちゃんだったので

「王子様!」

と言って、すごくすごく可愛がってくれていた。


だから、解放された私は酔っていた。

私の家の前の道は細くて車が入れないので、少し離れた所でいつも車を降りる。


だから、家まで間に合わず、取りあえずケンジに

「ちょっと待っといて!吐く!」

と言って車を降りた。

スッキリして立上がり振返るとケンジが立ってた。

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