それでもわたしは生きている
夜も働いて大変だったけど、友達がいた。
友達とストレス発散して、結構楽しく暮らしてた。


だから営業頑張って、夜も働いて、やっていけると思ったのに…

甘かった…


給料日まで後10日。
1500円しかない…。


ご飯とふりかけ…
これでなんとかしのごう。

だけど…こんな時に限って米がなくなる。
米は高くて給料日まで買えない。

取りあえずスーパーへ行ってみた。

何かいい方法はないかと物色して、辿り着いたのは食パン。

6枚切り128円の食パン。

朝、生の食パンを1枚握らせて保育園へ向かう。
私は朝食はとらない。

ソウタの昼は保育園でバランスを考えたものが出るから安心。

私はとにかく会社の無料のお茶やお水で空腹を耐えた。


「あれ?タチバナさん、お昼は?」

「あ、さっき営業の帰りに食べてきました。」

「そうなん、給料日前やけど余裕やね!」

「ハハハ…」


夜も生の食パン…

何故生かというと、この家には元々バターやジャムがない。

勿論今買うには高過ぎる。

私は食パンをチビチビかじった。

「母さん!ポンポン減ったぁ」

「もう1枚食べるん?」

「食べる!」

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