それでもわたしは生きている
2人共腰を落ち着けたが、ナオキは何も話し出さない。
私も何も言わず、黙ってテレビを見ていた。
勿論眺めているだけ、神経はナオキに集中している。
やっとナオキが重い口を開いた。
「ユウカ、離婚してくれ」
「…なんで、私より先にオカンに言うんよ。なんで離婚なん?」
「もう無理やねん…」
「何が無理なんよ!何がよ!なんなんよ!アンタ去年何言うたんよ、今別れるんやったらなんであん時別れてくれへんかったんよ!ズルイわ!子供はどうするんよ!」
「去年のあん時はやり直せると思ってん。ほんまやねん!でも、時間が経つにつれて、あんな事があったのに、もうユウカはオレのこと2度と信じられへんやろなって、オレはこれからずっと疑われて生活していくねんなって思ったらドンドン無理になって。な?無理やろ?オレら」
「信じとったわ!全然疑ってなかったわ!何1人で勘違いしとんよ!」
「ウソつくな!分かっとうって、信じられるはずないやん、オレやったら無理やわ!」
腹立つ!!
なんて勝手な自己中な男!