それでもわたしは生きている
という叫び声に反応して、数人の人達が出てきてくれた。
ピンポーン
ピンポーン
ドンドンドン!!
「どうしました?大丈夫ですか?」
ドンドンドン!!
ピンポンピンポン
ナオキの攻撃が止んだ。
私はこのまま力尽きていたい。
でも、表に駆け着けてくれた人達に何か言わなきゃ。
どこが痛いのか…何が痛いのか分からない身体をゆっくりと起こし、なんとか立ち上がる。
鳴り続けるインターホンの受話器を上げた。
「は…い」
「大丈夫ですか?警察呼びますか?」
涙と鼻の垂れ流しで上手く喋れない。
「大…丈夫です…すいま…せん…大丈夫…です…すいません」
こんな状況だが、私は感動していた。
助けに出てきてくれる人達がいるんや…
ナオキは私に
「アホちゃうか!」
と捨てゼリフを吐き、出て行った。
私はすぐにタクシーを呼び救急病院へ行った。
幸い、私も赤ちゃんも無事だった。
家に戻り、真夜中の部屋で独り考えた。
痛過ぎる身体とナオキの顔がひとつになる。
涙が止まらない。