イケナイ恋
ある日のこと、休み時間にマユとヒカルと

しゃべってたら、兄ちゃんの担任がきた。

先「ナツミ!」

ナ「はい?」

先「リョウが風邪ひいて、保健室に
おるんやけど、熱が高いから、早退させようと
思ったんやけど、家に誰もおらんかったから、
連れて帰ってくれんか?」

ナ「兄ちゃんが?分かりました。
荷物持ってすぐ行きます。」

マ「リョウくん大丈夫かな?」

ヒ「ナツミ一人で大丈夫か?」

ナ「うん。大丈夫だよ。
兄ちゃんも大丈夫だと思うよ。」

マ「そっか。気をつけてね!」

ヒ「兄ちゃん、ちゃんと看病して
やれよ!」

ナ「分かってるよ!じゃあバイバイ。」

マ・ヒ「バイバイ!」

マ「やっぱナツミってリョウくんのこと
好きだよね!」

ヒ「うん。」

私は、自分の荷物と兄ちゃんの荷物を

持って、保健室へ急いだ。

ガチャ

ナ「兄ちゃん?」

保先「ナツミさん?」

ナ「はい。兄ちゃんは?」

保先「あそこで寝てるわ。熱が39度
あるから、しっかり看病してやってね。」

ナ「はい。ありがとうございます。」




ナ「兄ちゃん?」

リ「ナツミ・・?」

ナ「そうだよ!具合どう?」

リ「めっちゃしんどい・・・。」

ナ「家帰ってから、看病してやるから
早く帰ろう!」

リ「うん。ナツミありがとう。」

ナ「うん。さっ帰ろう!歩ける?」

リ「うん。」

ナ「きつかったら言ってね?」

リ「うん。」

ナ「失礼しました。」

保先「お大事に」
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