秘宝-戦い-第Ⅰ幕

傷口が紫色になる…

「つっ…」

有香は腕を押さえた。


スズランがヘビの頭を嘴で攻撃する。


しかし、

数が多すぎる。


アレンは有香の体を抱え、逃げようとしたが無理だった。

彼は有香の前に立ち、ヘビに向き合った。

アレンが1匹のヘビの頭を叩き切った!!

…が、
まだ残っている。

アレンにとって、有香が戦えないのは痛手だった。

有香は目の前に立っているアレンを見つめていた。
…アレン。

ごめん…。


アレンが液体を吹きかけられそうになり、飛びのく。

液体は有香にかかる…

有香は目を閉じた。


…液体はかからなかった。


誰かの投げた剣が目の前に立っていた。


すぐ傍に男が飛び降りる。


「大丈夫か!?」

男の人はなにかの動物の皮でつくった短いズボンにタンクトップの服。
腕と足にも動物の皮で作られたものを巻きつけていた。

「うん…」

有香は立ち上がろうとしたが、目がくらみ再びうずくまった。

毒は体中に回ってしまったみたいだ。


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