ありがとう、
#3    ふたり
小百合と別れた後、私は家に帰るために電車に乗った。

そして、ケータイにこーへいのアドレスを登録した。


一度画面を閉じた後、どうしようもなく不安になった。


どうして私なんかにアドレスを教えてくれたのか、とか、今まで私に気付いてくれていたのか、とか。

聞きたいことはいろいろある。


それに、すぐにでも彼のとのつながりを確かめたかった・・・。


私はもう一度ケータイを取り出し、彼にメールを送ることに決めた。


『初めまして、三浦志乃です。
 何で私なんかにアドレスくれたんですか?』

< 13 / 20 >

この作品をシェア

pagetop