“チョコレート”の妖精





公園で沈みかけた太陽をみた。

あれから、どれくらいの時間が経ったかな。



静かな公園はペンキを零したようにオレンジ色に染まる。

私も混ぜて。









その時

ザワザワー





甘い香りの風が吹いた。

春みたいな植物の香りじゃなくて砂糖みたいな。


私はこの香りを知ってる。




この香りは…。









「…華夜‥心配した。」








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