逆×LOVE
水無月side

葉月ちゃんにメルアドを教えてから私はまた楽屋へとフラフラした足取りで向かう。

これはたから見たらかなり怪しいだろうな....何てゆうか、キモい?
疲れもあって、小さくため息をついた。

ほら今通り過ぎていった女のスタッフさんも私見るなり勢い良く目をそらして早足で行っちゃったし。
(↑カッコ良かったため。)

そういえば葉月ちゃんのメルアドはまだ教えてもらっていない。

葉月ちゃんは私が疲れ気味というのを察してくれたみたいで「水無月くんが教えてくれさえすれば後で私が水無月くんにメールするよ」と言ってくれたから、私はそのお言葉に甘えさせてもらったのだ。

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