泡姫物語
私は自分のイメージしているポロシャツを探して早足でフロアを見て回った。

藤田さんに買うポロシャツのイメージはスカイブルー。
今までは黒と白のポロシャツしか着てなかったけど、夏らしい爽やかな色合いが似合うはず。

フロアの半分くらいを見たところでイメージそのまんまのポロシャツが見つかった。

「これ!これにする」

「まだ半分しか見てないのにもう決まったの?早いね」

私ももう少しじっくり見て決めるつもりだったが、これしかないと直感した。
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