チョコレートとキミ
「俺だよ…俺!!」
えっ!?
聞こえたのは大好きなキミの声…
『春輝?』
分かっていながらも疑問系で返事を返す…
「あぁ!!入っていいか?」
『うっうん!!いいよ!!』
さっきまで開いていたアルバムを閉じて
ぎこちない返事をする
ゆっくりとドアが開いて春輝が入ってきた…
なんだかすごく気難しそうな顔をしている…
『春輝…珍しいね?ノックして入って来るの』
私がそう言うと
「あぁ…真剣な話があって…」
そう言った春輝は何やら
緊張してるように見えた…
気のせいかもしれないけど。
『真剣な話?』
「あぁ…」
『どんな話なの?』
「とにかく…まずは座って話したいんだけど…良いか?」
なんだかいつもと様子が違う春輝…
いつもだったら何も言わないで座るのに…
わざわざ私に座っていいのか聞くなんて…
どうもヘンだ…
そんな春輝に戸惑いながらも黙って頷く…