チョコレートとキミ
私が頷いたのを見た春輝はゆっくりと
私の真正面に腰を下ろした…
なんだか…真正面から見られるのって恥ずかしい。
私は春輝を真正面から見ることなんてできなくて
とっさに下を向いた…
「瑠雨…こっち見て?」
下を向いた私に聞こえてきた春輝の声…
その声は優しくて
どこか切なさが入り混じったような
胸を締めつけるような
なんとも例えづらい声だった…
それでも顔を上げないでいると
「瑠雨…」
また私の名前を呼んで
大きな手で私の手を握ってきた…
ードキンー
やばい…。
すごくドキドキする…。
手汗…かいちゃいそうだよ。
顔がだんだん熱くなる
私はドキドキしながらも
顔を上げて春輝を見た…