それは、輝く星空のように

鍋の日

「せーんぱいっ」


「・・・なんだ」


朝に羽田智徳を見かけて話しかける。


「おはよーございますっ」


「・・・ああ」


むう、冷たい反応。


「ダメですよせんぱい。挨拶は相手の目を見てしないと」


ちょこちょこと前に回る。


「ほらっ、ほらっちゃーんとっ」


「やかましい奴だな・・・」


ええ、そりゃもう、積極的にいきますよ。


嫌われていないとわかれば、こっちのモンだ。


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