DEATH LIFE
 死神は眉を吊り上げて大声を張り上げた。

 「逆切れかよ!?ふざけるなよ!人の命をなんだと……」

 「はいはい、ストップ。木原君……だったかしら?」

 おそらく死神大王であろう女性は、手を二回程叩くと俺と死神――アユの言い合いを中断させた。

 「は、はい」

 「今回のアユのミスはどんなに謝っても許されないわ、責任者として私からもお詫びします」

 言葉の内容よりも声色に俺は圧倒され返事も出来ずに、音をたてて唾を呑んだ。
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