“逆”チョコレート大作戦!!
「もーいいですっ!!工藤サンなんてキライです。」
「俺もお前なんか…っていうか、俺のささやかな幸せを奪ったお前なんか嫌いだ。」
「は?」
「せっかく早く仕事が片付いたことだし…今日はさっさとウチ帰って久々に茉莉と一緒に風呂入ろうと思ってたのに…お前のせいで…」
「は?」
風呂…?
俺はお猪口片手にブツブツと呟く工藤サンを見つめながらポカンと口を開けた。
マリ…って…
「工藤サン…そんな理由で俺のことシカトしてたんすか…?」
「は?」
「いや…マリって娘サンのコトっすよね?」
「そんな理由…だと?」
ダンっ!!
えっ…
突然、思いっきりカウンターを叩いた工藤サンを見つめながら俺はビクッと肩を震わせた。
「あの…工藤サ…」
「“茉莉と風呂”入んのが“そんな理由”ってか?テメェこそくだらねぇ話をウダウダウダウダ…調子ん乗んのもたいがいにしろよっ!!」
ヒィ!!
そして黒スーツ黒メガネをかけた恐ろしいお方の如く豹変した工藤サンを見つめながら、俺は口元をヒクつかせた。
「俺もお前なんか…っていうか、俺のささやかな幸せを奪ったお前なんか嫌いだ。」
「は?」
「せっかく早く仕事が片付いたことだし…今日はさっさとウチ帰って久々に茉莉と一緒に風呂入ろうと思ってたのに…お前のせいで…」
「は?」
風呂…?
俺はお猪口片手にブツブツと呟く工藤サンを見つめながらポカンと口を開けた。
マリ…って…
「工藤サン…そんな理由で俺のことシカトしてたんすか…?」
「は?」
「いや…マリって娘サンのコトっすよね?」
「そんな理由…だと?」
ダンっ!!
えっ…
突然、思いっきりカウンターを叩いた工藤サンを見つめながら俺はビクッと肩を震わせた。
「あの…工藤サ…」
「“茉莉と風呂”入んのが“そんな理由”ってか?テメェこそくだらねぇ話をウダウダウダウダ…調子ん乗んのもたいがいにしろよっ!!」
ヒィ!!
そして黒スーツ黒メガネをかけた恐ろしいお方の如く豹変した工藤サンを見つめながら、俺は口元をヒクつかせた。