守れなくて、ごめん

ケイは
ホステスが嫌いだと言った


だから、あたしの事も
軽いだとか
馬鹿だとか
散々けなして帰った




"酔っ払いの戯言"



夜の世界にいると、
酔っ払いの扱いは
そこそこ上手くなる


流すことを覚え
傷付くことを忘れる



それでいい、
そう思ってた




なのに・・・




消えかけた感情を
呼び覚ましたのは、

誰?



愛なんてくだらない



そう思ってたのに
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