続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
そう思っていると、准がじっと私を見る。
「…何?
奏都と仲良くしてた訳?」
心なしかキレているように見える准。
「…へっ!?
な、仲良くっていうか只止めてもらっただけで!!
それに!
一番分かってくれそうだったから!!」
な、何で怒ったような顔するのよー!?
ブンブン頭を振って言うと、奏都さん(で良いのか?)がため息をついた。
「…そーだよ。
何俺ごときにヤキモチ妬いてんの?
只助けただけじゃん」
と言って、助け船なんだかよく分からないことを言いあくびを掻いた。
…無気力というか何というか。