続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
すると急に准が顔を真っ赤にした。
「違ぇよっ!
…まぁ、そのことはもうどうでも良い。
…とにかく」
「おい!!
無視すんな!!」
そんな時、一人の不良さんが叫んだ。
不良さんもある意味顔が真っ赤。それもそうだろう。
無視されたんだから。
しかし未だに准は知らんぷり。目線すら合わせない。
きっと「ウザい」とか思っているのだろう。
…やっぱり思うけど、准と奏都さんって何か似てる。
「お前等っ!!
ぜってぇ許さねー!!」
そう不良二人組が一斉にキレた時だった。
「…准君?
誰、その子…?」
准のクラスの女の子達だと思われる人達がやって来た。