【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「由紀が何を言ったのかは、わからない

でも、きっと、
わかってもらえるはず…

私は、何もしてないんだから、
もう少しの辛抱…」


私は、孤独を感じながら、ただ、ひたすら耐えた。


でも、その反面、
私の心は、限界にきていた。


「どうして、わかってくれないの?

どうして、気づいてくれないの?

いつになったら、終わるんだろう…」


でも、誰にもわかってもらうことは、できなかった…。


誰にも相手にもされず、教室にいるのかいないのかわからない存在…。


「教科書と窓から外を見る日々。
何を楽しみに学校に行けばいいの…」



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